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小説 [米中開戦」トム・クランシー

公開日: : 最終更新日:2014/08/21 新刊

日中開戦好きな作家のひとり、トム・クランシーが2013年10月1日急逝した。享年66歳。                         

[米中開戦]は彼の遺言ともいうべき国際軍事巨編。中国の挑発が最近多発しているが、一歩誤ると米中に戦争が起こる危険性が高い。現実的で、タイムリーな作品。スパイ活動、暗殺、ハニートラップ、恋愛等、とにかく血沸き肉踊る面白さ。 

一番瞠目したのが サイバー攻撃の凄さ。天才的な中国人ハッカーの率いるサイバー軍団が アメリカの攻撃型無人機MQ9リーパーをハックして、あろうことかアメリカの軍事インフラを攻撃させる。軍事衛星の通信機能を完全にマヒさせ、アメリカの経済活動が一時全てストップする。明日にでも起こりうる事象だ。    もっと、もっと小規模ではあるが、私たちの日常でもサイバー攻撃が見受けられる。上場企業のデータが盗みとられたり、ブログ全体が破壊されたり、サーバーの機能がダウンしている。最近ロシア大統領のツウィターがダウンしたとか、耳にはさんだ。今後[米中開戦]が示唆しているようなことが明日にでも起こる可能性は大きい。

トム・クランシーのジャック・ライアン・シリーズ最終作が2013年12月にアメリカで出版され、ベストセラーになったとか。      日本で発売される日が待ち遠しい。 

[米中開戦]の前に、これも大型小説の[13番目の石板」(アレックス・ミッチェル著、竹書房)を読んだ。               古代に残る大洪水伝説にまつわる、隠された「ギルガメッシュ叙事詩」の歴史的ミストリー。スケールの大きい、スピーディで知的なアクション・スリラー。読みだしたら止まらなかった。とにかく知的に刺激される面白さだ。

この2冊の後、今年の芥川賞受賞の[春の庭]を読んだ。なんと、スケールの小さい小説家と驚いた。住まいと住民との関係をちまちまと、細々と書いてある。あらためて[小説とはなにか? 小説とは何のために存在しているのか?」と考えさせられた。             私にとっては[春の庭]は全く時間のロスであった。知的な刺激は全くない。私にとっては全くの愚作。[春の庭]に共感を覚えない私に非があると言われるのだろうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

     

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