何故映画が好きなのだろう。
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最終更新日:2014/07/16
映画・テレビ
私の映画好きは何故なのだろうか? そもそも頭のなかでイメージを映像的に描く「視覚型」なのだろうが、それに私の[人間好き]な性格が加わっているのに相違ない。映画は主に人間の感情と生きざまを描くのだから。
「1」 愛の映画を2本。
① 「アナと雪の女王]
主題歌の一つ[ありのままに]が大流行。 松たか子、J.メイ等の歌声がTVで頻繁に流れる。4歳の孫娘がジェスチャー付きで熱唱。日本中の子供が夢中になっているとか。遅ればせながら、横浜の109へ。 アナとエルサの子供のころの映像―表情と動作がとてつもなく可愛い。大人も楽しめる。ウォルト・デズニィーの創作力・技術力・スタッフの結集力に感嘆。
② 「きみに読む物語」(2004年。米映画)
21日6時まで「イノベーション養成講座」研修。夕食後なんとなく物憂い状態で映像を観たくなる。BS5 朝日で9時から放映。一度見た映画だが、その時の深い感動を思い起こし再度見ることにした。青年ノアと少女アリーの身分違いの純愛と死までを描く。子供も孫もできた幸せなカップルも、アリーは認知症となって病院へ、介護するノアは、二人の純愛物語を読み聞かせて、アリーの束の間の正気に戻る瞬間に期待する。脚本として面白かった点は、ノアとの愛に猛反対するアリーの母親が、自分も若い時全く同じ体験をして、純愛を諦めた経過を打ち明けるシーンと、瞬間的に正気に戻ったアリと、心臓疾患で病院から退院したばかりのノアが、ベッドで抱き合って眠りながら死んでいくシーン。後者のシーンは蛇足かも知れないが、愛の一筋さを示すものとして感動的。
「2」 人の生きざまの映画
① 「STEVE JOBS」
世界最大のイノベーター、スティーブ・ジョブスの伝記映画。若いジョブスはコンプーターを人間の意識を拡大する存在とみなし、Mac, iPod, iPhone iPadとイノベートしていく。言葉で人を傷付ける「嫌な」奴ではあるが、狂気ともいえる情熱と執着心で世界を変えていく。
ジョブスをもっと知りたくなって、ノーラン・ブッシュネル著の新刊「ぼくがジョブスに教えたこと」を購入する。
② 「楊家将。烈士7兄弟の伝説」
北方謙三の小説・楊家将を愛読していたので、その映像を見たく、DVDを借りる。北方小説のストーリーとは全く違うが、中国の楠正成といわれる楊家将・7兄弟の忠・孝・仁・義を描くアクション大作。面白い。痛快。
DVDは一時停止をしておくと、時間切れとなっても翌日続きを観れるので便利、便利。1時間弱の細切れ時間を活用できる。
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